ライター はな

 

 

子どもは落ち着いていられるのか?!

 

新年度に向けて、新しいことを始めるママやお子さんも多いこの時期。

 

お散歩デビューや公園デビューなど、赤ちゃんや子供たちには「はじめて」がいっぱい!そんな中「映画館デビュー」はいつ頃になるのでしょうか?

 

子連れでの映画館のマナーや注意点を我が家の体験談とともにご紹介したいと思います。  

 

子供の映画館デビューは何歳から?こんな心配ありませんか?

 

 

親子での会話も少しずつ楽しめるようになる2〜3歳頃から、好きなアニメのキャラクターがはっきりしてきたり、テレビを見てまねるようになってきます。

 

アニメ番組の途中のCMで近日公開の映画の宣伝があったりすると「観に行きたい!」というお子さんもいらっしゃると思います。

 
ただ、映画館となると家でのDVD鑑賞のようにはいかず、途中で飽きてしまったらどうしよう…騒いで周りに迷惑をかけてしまうかも…と心配事も多くなります。
               

我が家の娘の映画館デビューは長女が3歳になる頃。

友人から「アンパンマン」の映画鑑賞券をもらったことがきっかけでした。

                  

まだ下の子も生まれていなかったので、2人で行く初めての映画でした。

娘は映画館がどういうものかわかっていなかったのですが、「大きい画面でアンパンマンが見られるよ」と教えていたので、とても楽しみにしていました。

                  

けれど、上映時間になり、館内の照明が消えると、とても怖がり、音も大きいのでアンパンマンどころではなくなり、「まだ終わらないの?もう帰りたい…」と言い出してしまいました。

 

その時は「暗くて、大きな音も出る」ときちんと伝えていなかったと反省しました。(映画自体は、私の方が楽しんでしまい、結局最後まで観たのですが…笑)

 

 

子供向けの映画は60分〜80分くらいと、普通の映画よりは短めですが、小さい子にとっては、長時間じっと座っているのも大変ですよね。

 

最初は、飽きずに夢中で観ていられるような、お子さんの大好きなアニメがいいでしょう。

 

お子さんたちの映画への興味は、プリキュアや仮面ライダーなどのアニメや戦隊もののテレビ番組がきっかけになることも多いと思います。

 

子供向けの映画なので、前売り券に特典がついたり、子供限定で来場者プレゼント(ライトやメダルなど)をもらえたりします。 

             

映画の中で、もらったライトを使って、呼びかけたり、応援したりするのも特徴です。(余談ですが、この来場者プレゼントは子供にしかくれないので、アニメ好きの成人男性の間では、ネットで高値で取引きされているらしいです。プリキュアを観に行くと、親子が多い中、数人の男性同士で来ている人を必ず見ます)

 

このような映画の場合、親子で楽しむ、というよりは、お子さんに付き合ってあげる、という感覚の方が強くなるかもしれません。

                

                     

長女がプリキュア全盛期の時は、下の子が生まれたばかりで、私自身が映画館に連れていくことが難しく主人にお願いして連れていってもらいました。

 

当然主人は渋々…といった感じ(笑)

けれど実際、映画館では、パパと娘ちゃんという組み合わせも意外に多いのです。

 

主人は、女の子の遊びに付き合ってあげるタイプではないので、上映中、ずっと寝ていたんだろうな…と思っていた私ですが、思いの他、一緒に楽しんできたようで、娘との共通の話題もでき、日曜日のアニメも一緒にみたり娘も「プリキュアの映画はお父さんと行く」と言って、何回か一緒に観に行っていました。男の子なら、男同士でもっと盛り上がるかもしれません。

     
お仕事が忙しくて普段はなかなか子供との時間を作るのが難しいパパさんたちにとっても、お子さんとの映画は、ぜひおすすめです!

 

 

子連れ映画でのポイント

 

 

映画の子供料金は3歳から有料となる場合が多いようですが、映画によっては2歳から有料になるものもあるようなので、事前に調べておいた方がよさそうです。

                   

また、座席を決める時にも少し注意が必要ですね。

理想は、中断、中央の席ですが、小さいうちは、ぐずってしまったり、途中でトイレに行きたいと言い出すことも考えて、途中退席しやすい席を選んでおくのがいいでしょう。

 

我が家は、座席を予約指定できる映画館では、なるべく一番後ろの通路側(端の席)に座ることにしています。

 

子供用のクッションを置いて、座席が高くなってしまっても、気にする必要もなく、万が一立ち上がってしまっても、後ろにお客さんがいないので安心です。

 

トイレに行きたい場合や、エンドロールが長く帰りたいと言われた時も、通路側に座っていればすぐに退席することができます。

 

一般的な「いい席」ではありませんが、子連れママにとっては「特等席」だと思っています。

 

 

 

映画館では、館内で販売されている飲み物、食べ物以外は持ち込み禁止のところがほとんどですよね。定番のポップコーンも、小さいお子さんは苦手な子もいるかもれません。

 

子供の機嫌を保って、じっと観ていられるように、我が家では子供たちが小さいころは飴やグミなどの小さいものをこっそり持参していました。

(「お煎餅を持っていきたい」と言われたこともありますが、袋の音や食べている時の周りの目もあるので小さいものに限りますね)

 

ママひとりで映画館に連れて行くのは不安な場合は、お子さんのお友達とママも誘って一緒に観に行くのもいいと思います。

お友達を一緒に観ていると、こそこそお話をしながらも最後までじっと観ていられたりもしますよ。

 

 

 

映画から学ぶことはたくさんあります!                  

 

 

大きなスクリーンで迫力のある映像を見る、これだけでも子供にとっては大きな経験といえるでしょう。

最初は絵を楽しむ…という感覚だったとしても、さまざまなジャンルの映画を観るようになると気に入った場面やセリフが印象に残り、ひとつのストーリーから自分なりの感想を持てるようになります。

想像力や表現力も養われ、ひとつの映画を観たことで、あの映画の主人公はこんなふうに考えていたな…など普段の生活にも取り入れたりします。映画からお子さんの好みや嗜好が見えてくることもあると思います。
    

 

 

子供が騒ぐ・飽きる・周りの迷惑はお互い様

 

 

子供がぐずって、周りに迷惑をかけるんじゃないかと心配で、映画館へ行くのをためらっているママもいるでしょう。

けれど、自分の子供が観たいと思うような映画は、同じように他の家庭のお子さんも観たいのです。

 

子供向けの映画は同じくらいのお子さんがたくさん観に来ている場所です。

みんな同じようにぐずって、騒ぐので、お互い様。いざとなったら退席すればいいんですから。

 

それよりも、その歳でしか味わえない気持ちや体験を増やしてあげたいですよね。
(とても印象的は出来事は、3,4歳の頃のことでも、ずっと覚えていたりするものです)

 

最初は半分も観ずに退席することになって、半額にしてほしいと思うこともあるかもしれませんが(笑)経験のレッスン料だと思って、連れて行ってあげてほしいです。

 

我が家では、小さいうちから映画に連れて行ったこともあり、今では年に3、4本は家族で映画館に行っています。

ディズニー映画は大人でも楽しめるものが多いので、毎年親子で楽しみにしています。

 

春休みシーズンになるこの時期は、子供向けの映画もたくさん始まっています。

ぜひ、この春からお子さんと一緒に映画館に行ってみてはいかがでしょうか。