赤ちゃんが生まれて、お散歩など外出できるようになると、同じくらいの月齢の子がいるママ友と子連れで会う機会も増えてきますよね。

 
そんな時、お友達の赤ちゃんに比べて、髪が生えてきていない…と心配になるママもいるかもしれません。

 
そのうち生えてくるかな…?と思っていても、周りの赤ちゃんたちの髪の毛がどんどん伸びて可愛くなっていくのを見て、本当に生えてくるのか?と不安になりますよね。

そこで今回は「赤ちゃんの髪が生えてこない問題」について書いていきたいと思います。

 

 

赤ちゃんの頃は薄くても大丈夫!!今しかない愛らしい時期です♪

 

 

赤ちゃんの薄毛はほとんど心配する必要はありません。ママさん・パパさんはお子さんの薄毛を心配される方が多いですが、ほとんどの場合は問題になることはないようです。

 

新生児の赤ちゃんの頭に生えているのは、実は産毛で、赤ちゃんの頭は産毛から髪の毛にゆっくりと時間をかけて生え変わっていきます。だいたい4歳くらいまでにはしっかりとした髪の毛に生え変わると言われていますので、赤ちゃんのうちは薄毛でもあまり心配せずに様子を見ていて大丈夫です。

 

つい周りのこと比べて心配になってしまう親御さんも多いですが、早い段階でしっかりした髪の毛が生えてくる子もいれば、2〜3歳になってもまだ地肌が見えている子もいます0~3歳の子どもたちは身体や心の成長のスピードに個人差がありますが、髪の毛の生え方も同じように差があるのです。

 

 

 ママライターの体験記

 

生れたばかりの赤ちゃんは、産毛のような柔らかい髪の毛の子が多いと思います。けれど、生まれた時の体重に差があるように、髪の毛の量にも違いがあります。

 
以前、関西在住のママが「ふさふさすぎる赤ちゃん」の写真をインスタグラムにアップして、話題になったのをご存じの方もいらっしゃるでしょうか。

 
とっても可愛い女の子の赤ちゃんは、7ヶ月にして3回もカットしていて、髪の量だけ見ると、もはや小学生という感じでした。
 
我が家には現在小学1年生と5年生の娘が2人。おしゃれ女子たちなので、2人ともサラサラのロングヘアをずっと保っています。けれど、生まれたばかりの時は、髪の量にも大きな差がありました。

 

長女は、生まれた時からふさふさで、1歳の誕生日を迎える頃には、前髪を結んで保育園に通っていました。一方、次女はというと、いつまでたっても一向に生えたこない(笑)

 
それに加えて大きめに生れたので、まるまるとしていて、着ている洋服によっては、まるで女の子に見えない…という状況でした。

 

街で知らない人から「かわいいね〜、うちの息子も赤ちゃんの頃はこんな感じだったわ〜」と声をかけられたこともあります。(当時は、長女と本気で心配していました…)

 


姉妹でもこんなに違うのか…と思うほどだったので、実際の当時の娘たちの写真を掲載したいところですが、娘たちのプライバシーがあるので、ご了承ください(笑)

 

そして、結論からいうと、

いつかは生える!けれど、髪の毛の量は違う。

(今でも下の子はお姉ちゃんと比べると、髪の毛の量は半分くらいです)

 
そもそも、人間の体毛の量は、胎内にいる時に決まっているといわれています。遺伝的要素のほかに、お母さんの食べ物の影響もあるようです。

我が家の姉妹を比べてみても、長女は髪の毛の量も多いですが、眉毛も立派で、産毛も多かったです。
 
昔から、赤ちゃんのうちに剃ると、元気な髪が生えてくる!といわれたりしていますが、男の子ならまだしも、女の子はいくら赤ちゃんでも勇気がいりますよね。(ちなみに次女は、ひたすら生えてくるのを待ち続けました)

 
そして、この一度坊主にしてみる…というのは、毛の断面ができて濃くみえるだけで、剃ることで、髪質が変わったりすることはないようです。

赤ちゃんは、全てがデリケートなので、頭皮を傷つけたり、湿疹、かぶれの原因になることもあります。
もし、すでに試していて、ちょっとでも異常がみられた場合は、すぐに小児科や皮膚科に相談してくださいね。

 

 

髪の毛の成長

 

赤ちゃんの時期は、日々の成長が激しく、少しでも周りの赤ちゃんと違うと不安になりがちですが、赤ちゃんの髪の状態は一過性のものなので、焦りは禁物です。

髪の毛は成長とともに、産毛(赤ちゃん)→軟毛(子ども)→硬毛(思春期)と変化していきます。産毛は、皮膚が丈夫になると抜け、子どもの毛に変わっていきます。

 

産毛が完全に生え変わるのは3〜4歳頃といわれていますので、あまり心配せずに、見守っていきましょう。また、小さい頃くせ毛がひどくても、髪にハリが出てくると少なくなったり、ストレートから成長期のホルモンの影響でくせ毛になる場合もあるようです。

 

 

髪の毛の量によって悩みも様々

少し成長してからの話をすると、髪の毛の量によってもいろいろな悩みが出てきています。男の子の場合は、髪の毛の量が多いと、寝癖がひどい!(特に小学校低学年くらいまでの男のがいる家庭では、あるあるのようです)

ただ、男の子場合は、究極「坊主」という選択肢もあるので、そこまで深刻な問題にはならないようですが、女の子はそうはいきません。

 
我が家の事情でいうと、長女は髪の毛の量が多いので、なかなか髪が乾かない。(私が住んでいる東北では、冬に濡れたままの髪で寝るのは危険です・笑)

そして、今でこそ自分でヘアアレンジを楽しんでいる長女ですが、小さい頃は、髪の毛が多いことで、親の私がうまくまとめることができずに、よく機嫌を損ねていました。

 
一方、次女は、量も少なめなので、乾きやすく、結ぶのもラクです。(けれど、他のママのように凝ったアレンジができす、機嫌を損ねることがあり、結果、髪の毛の量ではなく、親の技量ということに…笑)

 

 

また、長女お友達で、腰まで髪を伸ばしている子がいて、洗ったり、乾かしたりするのが大変じゃないか聞いたところ、バレエを習っていて、髪の毛の量が少ないので、普通の長さだと綺麗なシニヨンが作れないため、伸ばしている、というママのお話でした。

多くても少なくても、女の子にはさまざまな事情があります。
 

 

心配なら皮膚科医に相談を!

0~3歳ごろの時期は、男女ともに髪の毛が薄い子は多いですので、早い段階から病気などを気にする必要はありません。小さいうちの薄毛は心配いらないことがほとんどですが、稀に無毛症という先天性の病気である場合があります。

無毛症は本来は生えるべき場所の毛が生まれつきない状態を指します。産まれつき毛根が無く、一生髪の毛が生えてこない病気です。産まれたときは生えていたけれど、生後1~2年で全て抜け落ち、その後はまったく生えてこないという事例もあります。そのほかにも脱毛症や、頭皮に異常がある場合などもあります。

髪の毛が少なくても、他の部分に異常がなく、元気であれば基本的には心配はいりませんが一方で、明らかに頭皮に異常がある場合や、普段の生活で何か引っかかる、と親御さんが感じる場合は専門医へ相談することをおすすめします。

 

0〜3歳ごろまでは気にしすぎず、薄毛ちゃんの個性を愛そう♪

 

それでも、髪の量には違いはあっても、必ず生えてきます。髪の毛の成分はケラチンというたんぱく質が大半です。

まずは、赤ちゃんの健康を第一に、バランスのとれた食生活で、髪の毛の成長も見守っていきましょう。赤ちゃんは、髪があってもなくても、とにかく可愛いものですから!

 

編集部おすすめ「お風呂で髪を洗う裏ワザ」

 

赤ちゃんや子供の髪を洗うとき、シャンプーはどうしていますか?赤ちゃんや子供はお肌だけではなく頭皮も未熟です。何気なく使っているモノ、例えばシャンプーを子ども用無添加シャンプーに変えてみるなど、変化をつけてみてはいかがでしょうか。

私は思い切って赤ちゃん(子ども)のシャンプーを止めた時期があります。と言っても、何も使わないのではなく、湯船に重炭酸入浴剤「ベビタブ」を溶かし、桶で頭を流していました。長女に関しては、遊び盛りだったので、湯船に潜って尼ちゃんごっこで「洗い」を完了というシステムを取っていました。

 

 

洗い過ぎないせいか、髪が根元からふっくらしたような!?

 

基本的に界面活性剤を避けたほうが良いと聞いたので、子どもが小さいうちはカラダも頭も自然洗浄できる「ベビタブ」をおすすめします!!

 

 

泡が苦手な子供にもお勧めですよ!!