保育園や幼稚園の入園準備の中で、ママたちが頭を悩ませる事の一つが入園グッズ作り。園によっては「手作りしてください」という指定が入る場合もあり、何種類ものアイテムを入園ギリギリまで夜なべして縫い上げたという体験談も聞きます。

 

しかし一家に一台ミシンがあったのは昔の話。今では自宅にミシンを持っていないという家庭も多いですよね。我が家も、私が裁縫嫌いな事や自宅に置き場所が無い事などを理由にミシンを持っていません。一年に数回使かどうかも分からないのに、高価なミシンを購入するのは躊躇しますよね。そこで今回は、自宅にミシンを持たない方でも、ミシンを購入することなく入園グッズを準備することができるスマートな方法を5つご提案します。

 

入園グッズリスト

 

・体操着入れ

・上履き入れ

・巾着袋 大 (着替え袋)

・巾着袋 小 (コップ袋)

・レッスンバッグ(絵本バッグ)

 

体操着入れ、上履き入れ、レッスンバッグは個人的にキルティング生地の方が丈夫で良いと思いました。ただ、生地が厚い分作るのに少しコツがいりました。

 

 

なぜ手作りなの?どの程度手作りすれば良いの?

そもそも、入園グッズに市販品でなく手作りのものを指定される場合があるのはなぜなのでしょうか?入園グッズに手作りが推奨される理由の例を以下に書き出してみました。「絶対手作りでなければいけない」というところもあれば「出来れば手作りが好ましい」といった柔らかい主張の場合もあります。一生懸命手作りしたのに、入園してみると既製品でもOKだったとなるとがっかりしてしまいますよね。

 

まずは園の考え方をしっかりと確認するのが重要です。園の方針を把握した上で、どの程度手作りすべきなのかを判断し、省略できるところは思い切ってカット。そうすれば、苦手でも頑張ろうという気持ちになれるかもしれませんよね。

 

 

親と離れる寂しさを紛らわせ、自立を促すため


保育園も幼稚園も子供たちが親と離れて過ごす初めての場所です。そんな時に、親の手作りのアイテムがあると子供の情緒を安定させるために有効だという考えで、手作りを推奨している園もあるようです。

 

子供が自分のものに愛着を感じ、他人のものと見分けられるようにするため


子供の好きなキャラクターの生地を選んであげたり、または一緒に生地選びをしたりすると、子供が自分のものに愛着を持つ事ができて良いですよね。また、全てのアイテムに同じワッペンやモチーフをつけて統一感を出せば、子供が自分のものをすぐに見分けることができて便利です。

 

既製品がないから


保育園のお昼寝用お布団カバーのように既製品がなかなか見つからず、結果手作りしなければならないとなるパターンもあります。

 

 

自宅にミシンが無くても大丈夫!5つの解決法

自宅にミシンが無ければ手作りの入園グッズを作ることが出来ないという事はありません。今は様々なサービスがあるので、それらを上手く活用すれば、ミシンを購入せずとも入園グッズを揃える事ができますよ。

 

 

レンタルスペースで簡単!ミシンカフェで作業する

 

▲1時間500円と安く居心地の良い空間(Bobinage)

 

自宅ではなくて、カフェやコミュニティースペースでミシンを時間単位で使わせてもらえる場合があります。布の裁断用の大きな作業スペースがついている場合もあり、自宅だとなかなか手間取る作業もここだとはかどりそうですね。

 

以下は東京都内でミシンを使う事のできるカフェやレンタルスペースです。1時間1000円前後から借りる事ができる場所が多いです。近くにこのような場所がある場合は、ママ友と誘い合ってお茶しながら入園グッズを作ってみるのも楽しそうですね。

 

 

【原宿】コワーキングスペースcoromoza (コロモザ)

【新宿】レンタルスペースMishin-pro

【門前仲町】ミシンカフェcafe Plants

【吉祥寺】レンタルスペースBobinage(ボビナージュ)

【立川・八王子・所沢】レンタルスペースソーイングセンターjoy

【日暮里】レンタルスペースアニカム

【東京】レンタルスペースHUBcafe

【日暮里】レンタルスペース空とぶアルマジロ商店

【仙川】ミシンカフェ&ラウンジnico

 

 

 

好きな時に自宅で!ミシンをレンタルする

 

▲webから簡単に注文が可能(ミシンレンタル屋さん

 

使う時だけ自宅にミシンが欲しい!という方は、ミシンのレンタルサービスを活用してみてはいかがでしょうか。ミシンの機能にこだわりがある方や夜じっくり取り組みたい方には、レンタルミシンのサービスがぴったり。自分好みのミシンを借りて、好きな時に好きなだけミシンを使う事ができますね。

 

 

・ミシンレンタル屋さん

 

ミシンレンタル専門のお店。一泊二日1880円からレンタル可能です。また入園入学グッズの簡単キットもあるので、時間が無い方におススメです。

 

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・ユザワヤ

 

大手手芸店ユザワヤが展開するミシンレンタルサービスです。3泊4日4000円から。布や小物などの購入と一緒に注文することもできて便利です。

 

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・Mishin Rent.com

 

国内最大規模のミシンレンタルサービス。コンパクトタイプなら1週間3000円からとお手頃価格なのが嬉しいポイントです。

 

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最終的にオーダーメイド!代行業者(手芸店)

 

ユザワヤなどの手芸店は、入園グッズの材料となる布や小物を揃えるのに一度は足を運んだことのある方も多いのではないでしょうか。ユザワヤのように全国規模の大型店だけでなく、地域に根付いた小さな手芸店がたくさんありますよね。そういったお店では、生地の販売だけでなく、入園グッズのオーダーメイドサービスを行っている場合も多いです。

 

手芸店のオーダーメイドサービスは、生地の種類が豊富なのと、実際の生地を見て選ぶことができる点がメリットですが、オーダーの申込期限が早いのがデメリット。早め早めに準備しておくと良いですよ。

  

 

 

最終的に困ったら!代行業者(インターネット)

 

手芸店に足を運ぶ時間が無い方は、今こそインターネットショッピングを活用する時!インターネット上でも様々な業者が入園グッズのハンドメイド品のオーダーメイドを受け付けています。

 

インターネットの代行業者を選ぶメリットは、スピードが速い事。業者によっては、入園ギリギリまで申し込みを受け付けてくれる場合もあります。

 

 

・Nutte

 

一般的な業者では出来ないような特別なデザインを希望の方におすすめなのは、裁縫のクラウドソーシング「Nutte」というサービス。職人さんと直接やり取りができるので、とことんこだわった一品を作ることができます。

 

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自分で作る、でも手抜き術!接着剤で作っちゃう

 

手芸品はミシンで縫うという常識をくつがえすアイデア。なんと針と糸は使わずに、布用の接着剤だけで入園アイテムを作ることができるのです。コニシ株式会社が販売する「裁ほう上手」は、手芸店だけでなくインターネットショッピングでも購入することが可能。時短になると様々なメディアが取り上げている今話題の商品です。商品ページには、「裁ほう上手」を使った入園グッズの作り方レシピも掲載されています。裁縫初心者のお助けアイテムですね!

 

スモッグは園指定のものが多いと思いますが、ワッペンやレースなどをアイロンで付けてあげるとぐんと可愛くなりますよ!

 

出典:裁ほう上手公式HP

 

 

 

初めての手作りも安心!キットで作る方法

 

ミシンレンタルやミシンカフェなどを使ってなんとかミシンの用意ができた!でも、布を買ったり、紐を買ったり、細々したものを準備するのも大変。型紙をどう作っていいか困っちゃう。そんな人におすすめなのがキットを使ってしまう方法です!

 

 

 

おしゃれで簡単!nunocoto1mで作れる入園グッズセット

出典:nunocoto

 

ベビーグッズの手芸キット専門店『nunocoto』なら、可愛いくておしゃれなデザインの入園グッズが簡単に作れます!作り方も動画や写真で分かりやすく説明してくれているので、初めてでも安心です。

 

 

オーダーメイドやレンタルミシンは大助かり!

長男の入園時はオーダーメイドでプロにお任せ

 

我が家の子供たちは二人とも保育園通いです。入園時には布団カバーが、そして幼児クラスに進級する時にパジャマ袋やコップ袋などの袋物が必要になりました。保育園のスタンスは手作りでも既製品でもOK。しかし布団カバーについては既製品でちょうど良いサイズが無く必然的に手作りかオーダーメイドで準備するという状況でした。

 

長男の入園時は、初めての事ばかりで何をどうすればよいのかわからず、近くの手芸店で布を選びながらその流れでオーダー。プロの技でしっかり綺麗に仕上げていただきました。

  

余裕ができたらレンタルミシンにトライした

 

長男の進級時は、布団カバーで余った布があったので、どうにか手作りしてみようとレンタルミシンにトライ。ミシンに触るのは高校生の家庭科の授業以来でしたが、送られてきた説明書が分かりやすく、案外さくさくと作業を進める事ができました。

 

 

実家の数十年もののミシンで大苦戦…

 

次男の入園準備期間は、ちょうど実家に帰省する時期と重なっていたため、実家の母にミシンを出してもらい三度目の挑戦。しかし母が使っていたミシンは数十年前に購入したもの。使っているうちに油が切れてしまったり、糸が絡まってしまったりと作業が難航しました。普段からミシンに触っていない方は、実家のミシンは当てにせず、ミシンカフェやレンタルミシンなどの最新型のミシンを使う事をおすすめします。

 

 

仲の良いハンドメイド好きの友達にお願いした

 

とても仲良しの友達がミシンを持っていて入園準備で困っていたら「作ってあげるよ〜!」と言ってくれました。ユザワヤに一緒に行き、必要な材料を教えてもらい購入。完成した時は感謝の気持ちを込めて、友達に美味しいご飯をご馳走しました!

余った布でお願いしていない物まで作ってくれて、しかも市販品よりも丈夫で可愛くて本当に感謝の気持ちでいっぱいでした!

 

 

まとめ

入園グッズを揃えるために、使わないミシンを無理に購入する必要はありません。自宅にミシンが無くても、今回ご紹介したような色々なサービスを使えば手作りの入園グッズを完成させることができます。

 

裁縫が苦手なら、無理をせず、キットを使用したり、購入する方法も。自分の生活スタイルにぴったりのサービスを見つけて、面倒な入園グッズ作りもスマートにこなしてみませんか?