歩き出した赤ちゃんの行動範囲はぐんと広がります。足取りがしっかりしてきたら、いよいよ公園デビューの時期。
思いっきり走り回ることができる公園には、赤ちゃんの好奇心を刺激するものがいっぱい。
一方で、室内には無かった危険も潜んでいます。赤ちゃんもママも楽しく安全に公園遊びをするために気を付けたいポイントをまとめてみました。
公園デビューはいつから?
ほとんどの赤ちゃんは1歳前後から自分一人でヨチヨチ歩きをするようになります。歩くのにも慣れ、足取りがしっかりしてくるのが1歳半頃。
その頃には、足首も安定し、靴を履くことができるようになります。1歳半を過ぎて温かい季節になってきた頃から公園デビューする赤ちゃんも多いでしょう。
2歳前の赤ちゃんはまだハイハイしたり手に取ったものを口に入れたりします。
この時期の公園遊びは、短時間で親が一緒にしっかりと付き合うことができる範囲で行うのがベスト。
公園と言っても、年上の子供たちが周りをビュンビュン駆け巡ったり、犬の散歩コースになっている場合があるので大きな公園ではなく、庭のような小さな公園の方が安心して遊ぶことができます。
地面は芝生やグラウンドなど、柔らかいところを選ぶのもポイント。赤ちゃんが転んでも痛くないので安心ですね。
<ママライターの体験談>
1歳半が一つの目安になりますが、公園デビューの時期は赤ちゃんの発育状況に応じて見極めます。 我が家は男の子二人兄弟ですが、二人の公園デビューの時期は異なりました。
歩き出すのが早かった長男は、なんと1歳前後で公園デビュー。 1歳半の頃には、公園で走り回っていました。
一方、何ごとものんびり屋の次男は1歳半を過ぎてから少しずつ外遊びを開始。 よく転ぶし、少し遊ぶとすぐ疲れてしまい、ベビーカーに。しかしそんな次男も今や2歳半。
あの頃の心配を忘れてしまうほど活発に遊ぶようになりました。。。
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公園デビューの持ち物
近所の公園にちょっとお出かけ程度であれば手ぶらで出かけたいものですが、子連れの場合、そうはいきません。
備えあれば憂いなし。公園デビューの持ち物として最低限準備しておきたいアイテムをまとめてみました。
- 上着・着替え
- 帽子(母も子も)
- ベビーカーや抱っこ紐
- 水筒
- スタイ
- おしりふき
- ハンカチ2~3枚
- (夏なら)日焼け止めや虫除け
子供はいつどこでどんな遊びをするかわかりません。我が家の長男は公園の水たまりに飛び込んでずぶ濡れになった事があります。
ほんの少しのお出かけでも着替えを常備しておくと安心です。
また、子供は何でも触ってしまうのですぐ手が汚れます。何度も手洗いする事を考慮して、ハンカチは1枚ではなく数枚用意しましょう。
よく転ぶ子なら、帽子は忘れずに。帽子をかぶっていると、多少なりとも転んだ時の衝撃が緩和されます。
我が家の次男は本当によく転ぶ子だったので、帽子に加えて子供用のリュックを背負わせ安全対策をしていました。
公園でいっぱい遊んだ後、急にエネルギーがなくなってしまい、全く動かなくなってしまう赤ちゃんもいます。
ママもストレスなく帰宅できるよう、ベビーカーや抱っこ紐など帰宅時の移動手段を考えておくと良いですね。駐車場がある公園なら少し遠くても車で行くことができますね。
<ママライターの体験談>
歩き出すのが早かった我が家の長男は、1歳頃に公園デビュー。 それ以降、外遊びが大好きになりました。しかし、公園にはゴミがたくさん落ちています。
1歳だった長男は、地面に落ちているものなら何でも拾ってじっくり観察。 木の実や葉っぱなどの自然のものなら良いのですが、 ジュースの空き缶やベトベトした飴など拾ってほしくないものもたくさん落ちています。
特に困ったのがたばこの吸い殻。万が一誤飲してしまうと危険です。 そこで公園遊びの際は必ずゴミ袋を持参し、長男の周りをせっせとゴミ拾いしてついて回っていました。 おかげで公園はとてもきれいになったと自負しています。
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靴の選び方
公園デビューに欠かす事の出来ないのがファーストシューズ。それまで室内では素足や靴下で過ごしていた赤ちゃんにとって、靴は違和感そのもの。
少し歩いただけでも、つまずいたり靴がすぐ脱げてしまったりします。靴に慣れるまでの間は、親が赤ちゃんを支えてあげてしっかり練習しましょう。
ファーストシューズを選ぶ時のポイントは二つあります。まずはマジックテープタイプの靴を選ぶこと。
マジックテープは出来るだけ幅が広く、しっかりと留まるものがおすすめです。
初めて靴を履く赤ちゃんは、まだ足首を器用に動かすことができません。
靴を着脱する際に口が大きく広がるマジックテープタイプなら、そんな赤ちゃんでも簡単に靴を履くことができます。
もう一つの大切なポイントは、足のサイズに合ったものを選ぶこと。
赤ちゃんはすぐに成長するので、少し大きめのものを買い与えたくなったり、少し窮屈になっても履かせてしまったりしがちです。
しかし、足に合わない靴を履いていると、転んでしまったり足の発育に悪い影響が出てしまったりすると言われています。
靴屋さんでサイズを計ってもらい、試着してから購入すると安心です。
お下がりをもらう時は、サイズをよく確認し、靴の裏がすり減っていないかも確認してから履かせてあげると良いですね。
公園でどんな遊びをするの?
いざ公園デビューしたものの、1歳や2歳の子供には公園の遊具はまだ難しく、どんな遊びをすればよいか悩んでしまう方も多いかもしれません。
我が家の息子たちが大好きだった遊びをご紹介します。
- かくれんぼ
公園の遊具や木を使ったかくれんぼ。2歳前の子供の場合はまだ物陰にじっと隠れることは難しいのですが、「いないいないばあ」で遊ぶイメージでかくれんぼすると喜びます。
- 公園の探検
公園の中には、木の実や変わった形の石、小さな虫たちなど、子供の好奇心をかきたてるものがたくさんあります。木の実を集めたり、石を積んだり、地面にお絵描きしたり、アリを観察したり。子供の豊かな想像力のおかげで、公園がまるで宝の山のようになります。
- 砂場遊び
公園デビューしたての赤ちゃんから小学生までみんなが夢中になる砂遊び。スコップやバケツなどの砂場セットを持っていけば、長い時間集中して遊んでくれます。我が家の子供たちも砂場遊びが大好きで、ベビーカーの荷物カゴに砂場セットを常備していた時期がありました。衣類の汚れが気になる方は、砂場遊び着を着用すると安心です。
子供の好奇心を刺激し、体力づくりにも最適な公園遊び。ママ同士も近所に顔見知りができたり、ママ友ができたり、よく公園であう子供と自分の子供がお友達になることも。外の空気を浴びて気分転換ができたりとたくさんのメリットがありますね。
歩くのが上手になってきたら、いよいよ公園デビュー!近くの公園に短時間からお出かけしてみてはいかがでしょうか。