料理をしているときや外出中など、「少しの間静かにじっとしておいてほしい」というときに役立つのが、スマホやタブレットなどで使える子ども向けアプリです。
ただ楽しいだけでなく、知育に役立つアプリも数多くあり、どのアプリが良いのか迷ってしまう方も多いかもしれません。
そこで今回は、3歳と8歳の子どもがいる筆者もダウンロードして愛用している、子どもに人気の無料で使えるアプリを、5つピックアップしてご紹介します!
【未就学児~小学校低学年向け】子どもに人気の無料アプリ5選
それでは、子供に人気のアプリをご紹介していきます。
1.Think!Think!
価格:ダウンロード無料(有料コースもあり)
対応:Apple store,Google play
筆者イチオシのアプリは、思考センスを育成できる「Think!Think!」です。
東大卒の問題作成チームが開発したアプリで、幼稚園から小学生を対象とした学習塾「花まる学習会」の公式教材にもなっています。
子ども向けの学習ドリルを探したことがある方なら、「算数脳パズルなぞぺーシリーズ」を見たことがあるかもしれません。「Think!Think!」は、「なぞぺーシリーズ」のアプリ版でもあります。
ゲームを楽しむだけで、子どもは自然と図形センスや空間認識能力を鍛えられる、優れた知育アプリです。
「Think!Think!」には、無料版、月額300円、月額980円の、3つのコースがあります。無料版でも、20種3,000問の中から1日1回遊ぶことができるので、毎日楽しめますよ。
5歳~10歳向けとなっていますが、わが家の3歳の次女はすでにゲームを楽しんでいます。8歳の長女は高得点を獲得しようと毎回一生懸命です。兄弟姉妹で楽しめるのも良いですね。
2.ごっこランド
価格:ダウンロード無料
対応:Apple store,Google play
アプリ上でさまざまな職業体験ができる「ごっこランド」。
マクドナルドや日本航空など、さまざまな企業がコンテンツを提供していて、ハンバーガーを作ったり、空港でお客さんを案内したりするごっこ遊びがゲームで楽しめます。
たとえば、薬剤師さんになれるゲームでは、まず患者さんの症状を確認して、薬を選び、調合してケースに入れるなど、本格的な手順を体験できる点がお気に入りです。
3歳の次女は、このゲームに入っていた歯医者さんが大好きで、実際の歯医者さんに行くのも大好きになりました。
やってみたい仕事の幅が広がり、働くことへのあこがれも育てられるアプリです。
3.Mr.shape(ミスター・シェイプ)のタッチカード
価格:ダウンロード無料
対応:Apple store,Google play
3歳の次女が今まさにハマっているアプリ、「Mr.shapeのタッチカード」。
カード内にたくさんのしかけがあり、触って楽しめる知育アプリです。
楽器を触って演奏したり、果物を触ってずらして中身を見たり、時には驚くようなしかけが隠れていて、子どもは飽きずに何度も遊んでいます。
難しいルールも決まりもないので、就学前の小さなお子さんでも楽しめますよ。
次女はゲームだけでなく、アプリからアクセスできるMr.shapeのショートアニメも大好き。
三角、四角、丸などの形で作られたMr.shapeが、コミカルな動きで楽しませてくれます。
ゲームやアニメの中に仕込まれた驚きや発見が、子どもの好奇心を育ててくれそうです。
4.ワオっち!ランド
価格:ダウンロード無料
対応:Apple store,Google play
2歳~7歳を対象にした、幼児向けの知育アプリです。
数やひらがな、迷路やパズル、謎解きなど、さまざまな知育ゲームで遊べます。
子どもの学習傾向グラフまで作ってくれる本格派です。
未就学児が遊ぶ場合、子どもだけではゲームのルールを理解しにくいことがあるので、最初の数回は、親が遊び方を教えてあげるとスムーズにできるでしょう。
2歳未満の小さな赤ちゃんであれば、同シリーズの「タッチ!あそベビー!」がおすすめです。
こちらは、画面上のイラストを触るだけで、絵や音が変化する赤ちゃん向けアプリ。
車が走ったり、めだまやきが焼けたりとシンプルな内容ですが、次女が1~2歳のときに、とても楽しそうに遊んでいました。
「めだまやきが焼けたね」「おいしそうなケーキだね」など、親が声かけしやすいゲームも多く、「赤ちゃんとどうやって遊べばいいのかわからない」という方にもおすすめですよ!
5.LEGO® Juniors
価格:ダウンロード無料
対応:Apple store,Google play
ブロック玩具で有名な「レゴ」から、「LEGO® Juniors」というアプリがリリースされています。
自分のミニフィギュアや車などを作ることができ、実際のレゴブロックと同じように組み立てを楽しめます。
3Dの映像も美しく、直観的な操作ができるため、対象年齢は4~7歳となっていますが、3歳の次女も夢中で遊んでいます。
レゴパーツを組み立てる過程が見られるため、家にあるレゴブロックで遊ぶときのヒントにもなっているようです。
8歳の長女は、先日自宅のレゴブロックで車を組み立てていましたが、「アプリのゲームで見たとおりに作ったよ!」と得意気でした。
レゴや乗り物が好きなお子さんにぴったりのアプリです。
子ども向けアプリを上手に活用しよう!
子どもにスマートフォンを渡すことに、罪悪感をおぼえるというパパ・ママも多いようです。
確かに、子どもにスマートフォンを渡しっぱなしにして、長時間1人で遊ばせてしまうと、目や姿勢が悪くなる、コミュニケーション不足に陥るなどのような、悪影響を及ぼす可能性があります。
でも、使う場所や時間などのルールを作り、それを守りながら遊ぶことは、子どもがスマートフォンとの付き合い方をおぼえるきっかけにもなります。
スマートフォンのアプリには、
・スマートフォン1つでたくさんのアプリを持ち運べる
・無料で遊べるものがたくさんある
・知育や学習を目的としたアプリも多い
といった多くのメリットがあります。
親子で決めたルールのもとであれば、ご紹介したようなアプリは、子どもにとっても親にとっても、有益で便利なものになるでしょう。
本記事を参考にしつつ、ぜひスマートフォンの子供向けアプリを上手に活用してみてくださいね。