赤ちゃんの歯が少しずつ生えてくると、気になるのが「歯みがきはどうすればいいの?」ということ。乳歯が虫歯になると、そのあとに生えてくる永久歯も虫歯になりやすくなってしまったり、歯並びが悪くなってしまったりする場合もあります。2人の子どもを抱える筆者が実践していた、赤ちゃんの歯みがきのコツをご紹介します!

 

赤ちゃんの歯みがきはいつから始める?

 

歯が生えてきたら、始める合図

 

赤ちゃんの歯みがきは、一般的に生後6カ月ごろ、下の前歯が2本生えたときに始めるのが良いとされています。

離乳食の開始時期ということもあり、ミルク以外の糖分を含んだ食材を口に入れることが増えるため、虫歯ができやすくなるからです。

 

 

歯の生え始め初級編!ガーゼ歯みがきの方法

出典:Amazon

 

 

下の前歯が生えだした頃(生後6ヶ月〜8ヶ月

 

歯が生え始めのころは、必ずしも歯ブラシを使う必要はありません。赤ちゃんの口の中はたっぷりの唾液で守られているため、ガーゼ磨きで汚れをぬぐってあげるだけでも十分です。

 

赤ちゃんがパパやママの膝の上で仰向けになるのが一番やりやすいのですが、嫌がった場合は抱っこでもかまいません。使い捨てのガーゼを小さく切り、お湯でしぼって人差し指に巻きつけ、赤ちゃんの歯の表面を優しくふいてあげましょう。ガーゼの代わりに、濡らした綿棒を使っても大丈夫です。

 

ポイントは、とにかく力を入れ過ぎないこと。ガーゼ歯みがきの目的の1つは、赤ちゃんに口の中を触られるのに慣れてもらうことなので、強くこすり過ぎないようにしたいですね。

 

筆者の子どもたちは、最初から歯ブラシをそれほど嫌がらなかったので、普段は歯ブラシを使ってみがいていました。でも、みがく前に眠ってしまうことがあったので、その時のために市販されているウェットタイプの歯みがきナップを用意していました。

虫歯菌の原因となる酸を作りにくくする、キシリトールと緑茶ポリフェノールが配合されており、個包装タイプで衛生的です。赤ちゃんを起こすことなく、そっと歯の汚れをぬぐえるので便利でしたよ。

 

 

歯磨き本格始動!歯ブラシでみがく方法

 

上下の前歯が4本生え揃う頃(生後8ヶ月〜1歳すぎ)

 

ガーゼ歯みがきを嫌がらなくなってきたら、子供用ではなく、乳児用の仕上げ用歯ブラシを使ってみましょう。乳児用の歯ブラシは、大人用の歯ブラシと違い、ヘッドが小さく、ブラシの毛もやわらかい作りになっています。

 

歯ブラシは、ペンをにぎるように持ちます。この持ち方にすると、みがくときに力を入れ過ぎずに済みます。

 

歯ブラシの毛先を軽く歯と歯の間に差し込んで、左右に小刻みに動かします。1本につき10秒程度を目安にみがきましょう。うがいができるようになるまでは、歯みがき後はお水を2~3口飲ませてあげるだけで大丈夫です。

 

 

 

歯ブラシはたくさん用意しておきましょう

乳児用の仕上げ用歯ブラシは、前述した通りブラシの毛がやわらかく、赤ちゃんが噛むとすぐに痛んでしまいます。

 

毛先が乱れると汚れも落ちにくくなってしまうので、歯ブラシはいつでも取りかえられるよう、多めに用意しておくのがおすすめです。

 

それほど毛先が痛んでいないように見えても、1ヶ月に1回は新しいものに交換してあげましょう。

 

 

一日に何回みがけば良い?

 

ミルクの後や食後に毎回歯みがきができれば良いのでしょうが、時間の都合や赤ちゃんの機嫌などで、難しい場合も多いかと思います。

 

特に歯みがきを始めた最初のころは、歯みがきに慣れることが一番の目的ですから、あまり回数を気にする必要はありません。赤ちゃんの機嫌の良いときや、夜眠る前に1回、しっかりと歯みがきができていれば十分です。

 

赤ちゃんの歯みがきに便利なグッズは?

 

赤ちゃんが楽しく歯みがきできるように、便利な歯みがきグッズがたくさん売られています。その中でも筆者が愛用しているものは次の3つです。

 

 

ライト付き乳児用歯ブラシ

出典:こども用LED付き電動歯ブラシ アオラ(AORA)

 

1つ目は、口内を照らしてくれるライト付きの乳児用歯ブラシです。

 

虫歯の原因となる細菌は、就寝時に活発になります。そのため夜眠る前の歯みがきは特にしっかり行う必要がありますが、暗い部屋の中では、赤ちゃんの小さな口の中はとても見にくいものです。

 

口内を照らすライト付きの歯ブラシを使えば、奥歯までしっかり見えます。また、子どもも光る歯ブラシが楽しかったようで、嫌がらずに仕上げみがきをさせてくれるので便利でしたよ。

 

 


赤ちゃん用リング型歯ブラシ

 

出典:https://item.rakuten.co.jp/angers/148151/?scid=af_pc_room_pc_id_reg_5_2800000100533426&sc2id=af_101_0_0

 

2つ目は、赤ちゃんが自分で持てるリング型の歯ブラシです。持ち手の部分がリング状になっていて、赤ちゃんがうっかり歯ブラシで喉を突くことがないように配慮されています。練習用歯ブラシでまずは歯ブラシに慣れることから始めると良いですね。

 

わが家では、生後6カ月ごろからこのリング状の歯ブラシを与えていたこともあってか、最初から歯ブラシを嫌がることもなく、仕上げ磨きも大人しくしていることが多かったです。

 

歯固めのように赤ちゃんが噛んでしまうため、すぐに毛先がボロボロになってしまうのが難点でしたが、歯ブラシに早く慣れて欲しいときにとても役立つアイテムです。

仕上げ磨きはしっかりとママやパパが行いましょう!また、仕上げ磨き用の歯ブラシを用意しておくと便利です。

 

 


うがい不要の歯みがき粉

 

出典:Amazon

 

3つ目は、うがい不要の歯みがき粉です。

 

赤ちゃんの歯みがきに歯みがき粉は必須ではありません。とはいえ筆者は自分が虫歯に苦労したこともあり、歯みがき粉も併用して虫歯予防に取り組むことにしました。

 

一般的な歯みがき粉は、歯みがきをしたあとうがいをしなくてはなりませんが、乳幼児向けの歯みがき粉の中には、うがい不要のものがあります。

 

うがい不要の歯みがき粉は、早い時期から使え、うがいの手間も省けるので、歯みがきを始めたころからずっと利用しています。歯みがき粉の中には甘めの味がついているものもあるため、赤ちゃんのお気に入りの味を選ぶと、歯みがきがしやすくなるという利点もあります。

 

 

赤ちゃんが歯みがきを嫌がったら?

 

赤ちゃんが成長してくると、歯みがきを嫌がることもあります。比較的歯みがきへの抵抗感が少なかった筆者の子どもたちも、歯みがきを嫌がって泣いて逃げ回る時期がありました。

 

 

嫌がらない範囲で汚れを落とす


虫歯にさせたくないからと無理やり押さえつけて歯みがきをしてしまうと、余計に嫌がって歯みがきを拒絶してしまう可能性もあります。あまり神経質になり過ぎず、ガーゼ歯みがきに戻してみたり、子どもが自分でみがくだけで仕上げみがきは省いてみたりするなど、子どもが嫌がらない範囲で歯の汚れを落としてあげましょう。

 

 

歯みがきの歌を歌ったり、楽しい時間にする


わが家で効果的だったのは、歯みがきの歌をおぼえて子どもと一緒に歌う方法です。テンポ良く歯みがきに誘う歌や、虫歯の怖さを表現した歌などたくさんの種類があるので、動画サイトなどで探してみるのも楽しいですよ。

 

 

歯みがき後のキシリトールチョコレートをご褒美に


また、歯みがき後に食べられるキシリトール100%のチョコレートを、いつも用意しています。機嫌が悪いときでも「歯みがきしたらチョコレートがもらえるよ!」と誘うと、大抵は仕上げみがきをさせてくれるので重宝しています。

 

 

赤ちゃんの歯みがきは無理なく進めよう!

赤ちゃんが口をあまり開けてくれなかったり、仕上げみがきを嫌がったりすると、虫歯になるのではないかと心配になるのも無理はありません。

 

でも、歯が生え始めのころの歯みがきでは、汚れを落とすこと以上に、子どもを歯みがきに親しませ、習慣化していくことが大切です。

 

歯が生えそろってきたときは、フッ素入りの歯磨き粉などを使ってしっかりと虫歯予防をしましょう!ジェルタイプは泡が立たないのでオススメです!

小児歯科でのブラッシング指導を受けてみるのも良いと思います。

 

歯みがきの絵本や歌、便利なグッズや商品を活用しながら、皆さん親子での歯みがきの時間を楽しむ方法を探してみてくださいね。