「防災グッズは準備しなきゃ。」

そう思いながらも、毎日の育児に追われて気づけば後回しになっていませんか?特に赤ちゃんがいる家庭では、大人用の備蓄だけでは十分とは言えません。おむつやミルク、授乳に必要な水など、赤ちゃんならではの備えが必要になります。

 

 

株式会社明治が妊娠中または0〜2歳未満の子どもを持つ女性464名を対象に実施した「乳幼児ママ・プレママの防災備蓄に関する実態調査2026」では、多くの家庭が防災の重要性を感じている一方で、実際の備えには大きな課題があることがわかりました。

 

 

参考:

乳幼児ママ・プレママの防災備蓄に関する実態調査 2026:防災意識は高いのに、赤ちゃんの備えは“手薄”に。乳幼児ママ・プレママの98.7%が「防災は重要」一方、「十分に備蓄できている」はわずか3.4%

停電・断水時の授乳に不安を感じる人は94.6%、ミルク・水の備えに課題

 


 

「備えなきゃ」はみんな同じ。でも行動に移せていない

 

調査では、98.7%のママ・プレママが「乳幼児家庭に防災対策は重要」と回答しました。しかし実際に「十分に備蓄できている」と答えた人はわずか3.4%。「ある程度できている」を合わせても24.5%にとどまっています。この結果を見ると、「うちだけじゃなかった」と感じる方も多いのではないでしょうか。赤ちゃんとの生活は、授乳、おむつ替え、寝かしつけ、離乳食……毎日があっという間。防災の必要性は理解していても、つい優先順位が下がってしまうのは自然なことです。

実際、備蓄が進まない理由として最も多かったのは、

・つい後回しになってしまう(55.4%)

・何を備えればよいかわからない(42.0%)

・どれくらい必要かわからない(37.4%)

という結果でした。

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おむつはある。でも「ミルク」と「水」が足りない家庭が多い

 

興味深いのは、備蓄しているものに大きな差があったことです。3日分以上備えている割合は

・おむつ:51.7%

・粉ミルク・液体ミルク:31.5%

・ミルク用の水:29.3%

となり、おむつに比べてミルクや水の備えが大きく遅れていました。普段からおむつは「なくなりそうだから買う」という習慣がありますが、ミルクや水は「災害用」と考えると、なかなか準備が進まないのかもしれません。

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停電・断水で困るのは「授乳」

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災害時に最も大きな不安のひとつが授乳です。調査では94.6%が「停電や断水時の授乳に不安がある」と回答しました。特にミルク育児では、61.2%が「普段どおり授乳できない」と回答。

お湯が使えない。哺乳瓶が洗えない。清潔な水が確保できない。普段は当たり前にできていることが、災害時には一気に難しくなります。だからこそ最近は、お湯を使わずそのまま飲ませられる液体ミルクにも注目が集まっています。

実際、「災害時にあったら安心なもの」の1位は「すぐ飲ませられるミルク」(63.8%)でした。

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妊娠中こそ、防災準備の始めどき

今回の調査では、実は妊娠中の方のほうが備えができていないこともわかりました。「ほとんど・まったく備えていない」と答えた割合は、妊娠中:47.1%、子育て中:30.7%、

と大きな差がありました。初めての出産では、赤ちゃん用品をそろえるだけでも大忙し。

「防災までは考えられなかった」という声も少なくないでしょう。しかし、生まれてからは想像以上に毎日が慌ただしくなります。だからこそ、時間に少し余裕のある妊娠中に少しずつ備え始めることが、家族の安心につながります。

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今日からできる「ローリングストック」という備え方

防災というと、特別な非常食を買いそろえるイメージがあります。でも最近は、日常で使いながら備える(ローリングストック)」という考え方が広がっています。普段使うものを少し多めに買っておき、使ったらその分だけ買い足す。これなら賞味期限切れも防ぎやすく、赤ちゃんが普段から飲み慣れているミルクや食べ慣れた食品を備蓄できます。調査でも、この考え方をよく知っている人ほど、実際に備えを実践している割合が高いことが明らかになりました。

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mamioh編集部より

災害は、いつ起こるかわかりません。でも、「全部そろえなきゃ」と思うと、なかなか始められないものです。まずは、

・おむつを1袋多めに買っておく

・ミルクを数日分備えておく

・赤ちゃん用の飲料水をストックする

そんな小さな一歩でも十分です。大切なのは、赤ちゃんの”いつもの生活”を、非常時にもできるだけ続けられること。毎日の育児を頑張るママ・パパだからこそ、無理なく続けられる「日常の延長線上の防災」を、今日から始めてみませんか。

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出典:株式会社明治「乳幼児ママ・プレママの防災備蓄に関する実態調査2026」(2026年7月16日発表)

■「明治ほほえみ防災プロジェクト」について

「明治ほほえみ防災プロジェクト」は子育て世代の防災意識の向上を目的に当社が2019 年に立ち上げたプロジェクトです。

特設Webサイト「ママと赤ちゃんの防災サイト」を立ち上げ、災害備蓄の大切さやポイント、災害時の哺乳瓶を使わない授乳「カップフィーディング」の方法などを紹介しています。また、赤ちゃんがいる家庭に必要な災害時のための備えや、備蓄用品リストなどを小冊子「赤ちゃんのための防災ブック」にまとめ、自治体が主催する防災イベントなどで配布しています。

ママと赤ちゃんの防災サイト:https://www.meiji.co.jp/baby/milk-stock/