「育脳」オンラインセミナーで勉強してきました。
子供を持つ親なら、誰もが「子供の能力を伸ばしたい」と常々考えているのではないでしょうか。8歳と5歳の男の子を育てる我が家も例外ではありません。スマホ一つであらゆる情報が手に入る現代。さまざまなインターネットサイトで「子供の発育に良い」と読んだことは、できる範囲で育児に取り入れるようにしてきました。
今回、株式会社 明治がオンラインセミナー「脳科学と栄養の専門家に学ぶ、1歳からの育脳」を開催し、科学的な観点から脳の発育を促す方法について、専門家による最新の研究の紹介と解説がありました。これまで自分なりに集めてきた断片的な情報を体系立てて理解することができ、有益な経験となりましたので、セミナーレポートという形でこちらに共有させていただきます。
Contents
「脳科学と栄養の専門家に学ぶ、1歳からの育脳」セミナーレポート
セミナーの第一部は、「子供の脳の発達と育児のポイント」というテーマで、東北大学加齢医学研究所教授の瀧靖之先生がお話されました。脳は年齢によって発達する部分が異なるため、その時々で脳の発育を促進する働きかけは異なるとした上で、各時期におすすめのアクティビティや関わり方について教えていただきました。ただし、こういった脳の臨界期を過ぎてしまったからと言って、絶望的に感じる必要はないとも説明されていました。脳は何歳になってからでもダイナミックに変化することが分かっているそうです。
セミナー第二部は、「子供の脳の土台をつくる栄養~見落とされがちな鉄の重要性~」というテーマ。一般社団法人ラブテリ代表の細川モモさんから、鉄分を多く含む食材や吸収率を高める摂取方法についてご紹介いただきました。また、毎日の食事に無理なく鉄分を摂取するために、既製品をうまく利用したり、おやつに鉄分の含まれた食材を与えてみたりといった工夫もできますとコメントされていました。
【セミナー参加の感想】
これまで、「子供の目を見て話しかけること」や「絵本の読み聞かせ」などが子供の脳の発育に良いということは、インターネットなどで調べて知っているつもりでしたが、瀧先生の解説によって、その理由を知ることができ、より理解が深まりました。また、楽器や英語などの習い事については、すでに臨界期を過ぎてしまい手遅れなのでは?と不安な気持ちがありましたが、「脳は何歳になっても成長を続ける」ということを聞き、これから子供たちにとってベストなタイミングで働きかけてみようという前向きな気持ちになりました。
鉄分の摂取については、これまであまり意識していなかったので大変勉強になりました。セミナーに参加したママも、「たんぱく質や野菜については気にしていたけれど、鉄についてはあまり気にしていなかった。早速、フォローアップミルクなどおすすめの食材を取り入れてみたい。」と感想をお話されていましたが、私も全く同じ感想です。毎回の食事では十分な鉄分量を補うことが難しそうだったので、おやつタイムにしっかり鉄分を補給しようと思いました。
株式会社 明治のフォローアップミルクブランド「明治ステップ」
今回のイベントを主催した株式会社 明治のフォローアップミルクブランド「明治ステップ」のサイトには、簡単に作れるレシピ集が多数掲載されています。鉄分やカルシウムが豊富に含まれるフォローアップミルクは、卒乳した赤ちゃんの栄養補給ドリンクとしてだけでなく、料理にアレンジすることで、幼児期の子供の食生活にも無理なく取り入れることができるのだそう!
クレープやスイートポテトなど、我が家の子供たちが大好きなおやつのレシピがたくさん載っていたので、週末などに子供と一緒にチャレンジしてみたいと感じました。おやつだけではなく、グラタンやパスタソース、ディップなどにもアレンジできるらしく、毎日の食事にも気軽に鉄分を補給できる便利な食材だと感じました。
レシピや詳しい情報はこちらをチェックしてください↓↓
https://www.meiji.co.jp/baby/step/recipe-all/
脳に良いことは意外と身近なところにあり!日常生活の中で少しずつ工夫したい
今回「脳科学と栄養の専門家に学ぶ、1歳からの育脳」オンラインセミナーを受け、一番強く心に残ったことは、育脳のために必要なのは特別な教材や習い事ではなく、日々の積み重ねだということでした。忙しい中で、全てのことを完璧にできるわけではありませんが、無理のない範囲で工夫しながら子供と関わっていけたら良いなと思いました。