ここ数年トレンドとなっているボードゲームですが、知育的な要素のあるゲームもあり、子供向けの遊びとして教育界からも注目を集めています。ブームのおかげで種類も豊富。小さな子供から遊べる簡単なゲームもたくさんあるので、この冬のおうち時間に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

小さな子供にボードゲームは難しくない?

 

 

筆者は子供の頃、家族で「人生ゲーム」をして楽しんだ思い出があります。特別な日の夜に「人生ゲーム」を出してリビングで盛り上がった経験は、まさに家族団らんそのもの。ボードゲームの思い出は、そのまま家族の思い出でもあります。

 

私が「人生ゲーム」で遊んでいたのは、小学校高学年くらいの頃。ルールをしっかり理解したり、長時間じっと座っていなければいけなかったりするので、「ボードゲームは、ある程度子供が大きくならないとできない」という印象がありました。また、ゲームをプレーするためのセッティングに時間がかかったり、後片付けが面倒だったりという記憶もあり、私たち子供が「人生ゲームで遊びたい」と言っても、母親がなかなか頷いてくれなかったという記憶もあります。今では母の感覚が理解できます。ゲームを広げるためにリビングを片付けて、ゲームのルールを子供たちに説明し、何度か練習させ、一通り遊んだ後、全てを片付けるというところまで想像すると、途端にやる気が失われます。

 

 

おすすめボードゲーム5選

 

実際にボードゲームについて調べてみると、小さな子供から遊べる簡単なゲームがとても多いことに気が付きました。

そこで今回は、我が家の小1の長男がハマったボードゲームと、我が家でこれから購入予定のボードゲームを合わせて5種類ご紹介します。どれも初心者向けで小さな子供でも遊べる簡単なゲームなので、「ボードゲームにチャレンジしたいけれど、何から選べば良いかわからない」という方におすすめです。

 

 

1.ボードゲームの定番!「リバーシゲーム(オセロ)」

 

 

ボードゲームと言えば、将棋や囲碁などの伝統的なゲームを思い浮かべる方も多いかもしれません。将棋は、藤井聡太さんの活躍もあり、子供の習い事としても人気ですよね。

 

リバーシゲーム(オセロ)も昔からあるゲームの一つです。相手の石を自分の石で挟み、最終的にそれぞれの石の数を競うというルールは分かりやすく、小さな子供から挑戦できるゲームの一つです。我が家の小1の長男も無理なく遊ぶことができました。年少の次男にはまだルールは難しいようです。

 

リバーシゲームの良いところは、一人でも二人でも遊ぶことができ、何度やっても楽しく、しっかりと達成感が得られるところです。逆に、子供と遊ぶ際に気を付けたいのは、大人は多少手加減しなければいけない場合もあること。勝敗がはっきりしているので、負けた方は深い敗北感を味わうことになります。

 

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2.遊んでいるだけで頭がよくなる気がする!?「ラッシュアワージュニア」

 

 

昨年か一昨年前に、東急ハンズのボードゲーム売り場で見つけた「ラッシュアワージュニア」。その時は「面白そう!」という私の好みで購入したのですが、当時息子はまだ未就学児。ルールがなかなか理解できず、思うように遊べませんでした。それが今年になって息子がおもちゃ箱の中から思い出したように引っ張りだしてきて、あっという間にその面白さにハマりました。

 

 

一見パズルのように見えますが、ピースを動かしながらゴールを目指す「スライドパズルゲーム」の一種です。「このピースを動かすと、どうなるか?」ということを考えながら遊ぶので、静かに遊んでいるようでかなり頭を使うゲームです。難しくても何度も挑戦するうちにできるようになる場合もあり、長男は一度やり出すと結構長い間没頭して遊んでいます。私も頭をすっきりさせたい時に、脳トレのような感じで挑戦しています。

 

こちらはアメリカのThinkFun社によるロングセラーの知育玩具です。こちらは子供向けなので対象年齢が5~108歳となっていますが、より難易度の高い「ラッシュアワー」というゲームもあります。基本的には1人でプレーするおもちゃなので、大勢でワイワイやりたい方向けではないです。

 

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3.ダイソーで見つけた爆笑ゲーム「変顔マッチ」

 

 

ボードゲームの人気のおかげで、最近では100円ショップにもボードゲームが販売されていますよね。我が家のお気に入りはダイソーの「変顔マッチ」というカードゲーム。たったの100円(税別)ですが、人気ゲームクリエーターの米光一成さんによるゲームということで、クオリティーは文句なしです。

 

 

みんなで変顔をしながらお互いの変顔とカードに描かれたイラストをマッチさせていくゲームなのですが、とにかくルールが簡単で小さい子供も楽しめるのが一番の魅力です。対象年齢は6歳以上となっていますが、我が家の4歳の次男も楽しめました。勝ち負けに関わらずにゲームそのものを楽しめる点も小さい子供には嬉しいポイントです。本気で変顔したり、大笑いしたりして、ストレス発散にもなります。

 

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4.未就学児が楽しく参加できそう!?「クラッシュアイスゲーム」

 

 

クリスマスに向けて、我が家のボードゲームコレクションに追加しようと考えているのが、「クラッシュアイスゲーム」です。こちらはバランスゲームの一種。アイスブロックをハンマーでたたいて順番に落としていくというゲームです。アイスブロックの真ん中にはペンギンが乗っているので、そのペンギンを落としてしまった人が負け。ルールは簡単ですが、大人も子供も楽しめるというのが魅力です。

 

ボードゲーム界でも「コスパが良い!」と評判のゲームですが、一時期は人気すぎて価格が高騰していたこともあるらしいです。現在は、インターネットショップで1000円前後で販売されているので、比較的簡単に入手できそうです。我が家も、クリスマス前までには注文しておいて、年末年始は家族で大いに盛り上がりたいと思っています。

 

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5.昔懐かし、三世代で楽しめるかも!?「ダイヤモンドゲーム」

 

 

ボードゲームと言えば、私は「人生ゲーム」を思い出しましたが、夫は子供の頃、父親と「ダイヤモンドゲーム」で遊んだ記憶があるらしく、早速インターネットショップで「ダイヤモンドゲーム」を探していました。

 

自分の陣地から向かいにあるゴール地点へ、全てのコマを一番早く移動させることができた人が勝ちというゲームです。自分のコマをいかに早くゴールへ移動させられるか、そして対戦相手の移動をいかに邪魔するかなどを考えながら遊ぶ、戦略系のゲームです。

 

このゲームは、4歳の次男にはまだ少し早いかなという気がしていますが、小1の長男は無理なく遊べそうです。いつか夫の実家へ持って行き、祖父、父、子の三世帯で遊ぶことができるかなと思っているので、今からそれが楽しみです。

 

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まだまだある!奥が深いボードゲームの世界

 

 

今回ご紹介したボードゲームは、簡単な初心者向けのゲームでしたが、ボードゲームにはまだまだたくさんの種類があり、難易度もさまざまです。自分たち家族にぴったり合ったゲームを見つけて、おうち時間をより充実させたものにしてみてはいかがでしょうか。