
肌のカサカサや湿疹、初めての離乳食、食べ物を口にしたあとの様子……。赤ちゃんの健康を考えると、「アレルギーは大丈夫かな?」と気になっているママ・パパも多いのではないでしょうか。今回、雪印メグミルクグループの雪印ビーンスターク株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:松永 政也)は、0~2歳のお子様がいるメンバーズクラブ「まめコミ」会員を対象に「お子様のアレルギーに関する意識調査」を実施いたしました。実際に、0〜2歳の子どもがいる保護者を対象にした調査では、約6割が子どものアレルギーを意識したり、気をつけたりしていることがわかりました。さらに今回の調査では、母乳に含まれる成分「ポリアミン」と食物アレルギーとの関係にも注目が集まっています。赤ちゃんのアレルギーについて、保護者はどのようなことを意識しているのでしょうか?毎日のケアから、あまり知られていない母乳成分の研究まで、調査結果をもとにご紹介します。
赤ちゃんのアレルギー、保護者の約6割が意識している!
子どものアレルギーについて、妊娠中から気になっていたという方もいれば、実際に赤ちゃんとの生活が始まってから意識するようになったという方もいるでしょう。雪印ビーンスターク株式会社が、0〜2歳の子どもがいる保護者1,718名を対象に実施した調査では、子どもが生まれる前からアレルギーを意識して何らかの取り組みをしていた人は23.7%でした。一方、子どもが生まれてからアレルギーを意識したり、気をつけたりしている人は59.5%。約6割の保護者が、日々の育児の中でアレルギーを意識していることがわかりました。赤ちゃんが生まれると、肌の状態や食事、身の回りの環境など、ちょっとした変化にも目が向くようになりますよね。では、具体的にどのようなことに取り組んでいるのでしょうか?
赤ちゃんのアレルギー対策、みんなが気をつけていることは?
生まれる前は「情報収集」や「肌に触れるもの選び」
赤ちゃんが生まれる前からアレルギーを意識していた保護者に、具体的な取り組みを聞いたところ、次のような結果になりました。
1位:子どものアレルギーに関する情報収集(64.6%)
2位:赤ちゃん用の肌着やスキンケア用品の素材・原料へのこだわり(63.1%)
3位:ダニ対策・カビ対策ができる機器や製品の購入(30.5%)
出産前から赤ちゃんの健康について調べたり、肌に直接触れる肌着やスキンケア用品を選んだり。赤ちゃんを迎える準備の中で、アレルギーについても意識している様子がうかがえます。
■調査結果の詳細
1.お子様のアレルギーの現状
◯医師からアレルギーと診断された経験があるお子様は6.6%。
最初の診断時期は生後6~11か月が最多。
医師からアレルギーと診断されたことがあるお子様は、全回答者1,718名のうち114名(6.6%)※でした。最初に診断された時期は、「生後6~11か月」が73.7%で最も多い結果でした。

>医師からアレルギーと診断された経験があるお子様は6.6%。

>最初の診断時期は生後6~11か月が最多。
※月齢別の割合は、現在0~5か月で1人/624人(0.2%)、6~11か月で35人/520人(6.7%)、1歳~2歳で78人/574人(13.6%)でした。

>アレルギー診断経験率
赤ちゃんのアレルギー、診断されるのはいつ頃?
今回の調査では、医師からアレルギーと診断された経験がある子どもは、1,718名中114名で6.6%でした。
最初に診断された時期として最も多かったのは「生後6〜11か月」で、診断経験のある子どもの73.7%を占めています。また、診断されたアレルギーの種類では、次のような結果になりました。
1位:食物アレルギー(卵)63.2%
2位:アトピー性皮膚炎20.2%
3位:食物アレルギー(小麦)10.5%
4位:食物アレルギー(乳製品)9.6%

>診断されたアレルギーの種類は「卵」の食物アレルギーが63.2%で最多。
グラフの通り、卵の食物アレルギーが最も多い結果となりました。離乳食が始まる生後6か月頃からは、食べられる食材が少しずつ増えていきます。初めての食材を食べさせるときは、赤ちゃんの様子が気になるものですよね。なお、ここで紹介している73.7%は、アレルギーと診断された経験がある114名のうち、生後6〜11か月に最初の診断を受けた人の割合です。すべての赤ちゃんの約7割がこの時期にアレルギーになるという意味ではありません。
2. お子様のアレルギーへの意識・取り組み
〜お子様が生まれる前〜
〇お子様が生まれる前からアレルギーを意識して取り組んでいた保護者は23.7%。
約4人に1人が、お子様が生まれる前からアレルギーを意識して何らかの取り組みを行っていたことがわかりました。
>お子様が生まれる前からアレルギーを意識して取り組んでいた保護者は23.7%。

>対策の1位は「子どものアレルギーに関する情報収集」、2位は「肌着やスキンケア用品へのこだわり」。
生まれてからは「毎日の保湿ケア」が1位!
子どもが生まれてからの取り組みでは、次の3つが上位に挙がりました。
1位:毎日保湿ケアを行っている(80.5%)
2位:新しい食材は少量ずつ試している(69.4%)
3位:刺激の少ない石鹸や洗剤を使っている(47.7%)

>お子様のアレルギーを意識したり、気をつけたりしている保護者は約6割。
特に目を引くのが、毎日の保湿ケアを行っている人が80.5%と多かったこと。赤ちゃんのお風呂上がりに保湿剤を塗ったり、乾燥が気になる部分をケアしたり。毎日の習慣になっているご家庭も多いのではないでしょうか。また、離乳食が始まると、初めて口にする食材も増えてきます。赤ちゃんの様子を見ながら、食材を取り入れているママ・パパも多いようです。毎日のスキンケアや食事、使う洗剤など、普段の生活の中でできることを意識している様子がわかりますね。
※保湿ケアは肌の健康を保つために大切な日常ケアですが、それだけでアレルギーを予防できるということではありません。また、離乳食の進め方や食物アレルギーが心配な場合は、自己判断で食材を避けたりせず、医師や専門家に相談しましょう。

>具体的な取り組みの1位は「毎日の保湿ケア」、2位は「新しい食材を少量ずつ試す」。
母乳に含まれる成分「ポリアミン」って知ってる?
今回の調査でもうひとつ興味深いのが、母乳に含まれる成分「ポリアミン」です。母乳には、赤ちゃんの成長に必要な栄養素だけでなく、消化管や免疫の発達に関わるさまざまな成分が含まれています。今回の調査では、母乳に赤ちゃんの消化管や免疫の発達に関わる成分が含まれていることを知っている保護者は77.1%でした。一方で、母乳に含まれる成分のひとつ「ポリアミン」を知っている人は、わずか14.2%。母乳の成分については知っていても、ポリアミンという名前まで知っている人は、まだ少ないようです。
3. 母乳成分「ポリアミン」の認知と興味関心について
○母乳成分「ポリアミン」の認知度は14.2%。
母乳に赤ちゃんの消化管や免疫の発達に関わる成分が含まれていることを知っている保護者は77.1%でした。一方でその一つであるポリアミンを知っている保護者は14.2%にとどまり、多くの保護者にとって、認知度の低いことがわかりました。

>母乳に赤ちゃんの消化管や免疫の発達に関わる成分が含まれていることを知っている保護者は77.1%。

母乳成分「ポリアミン」の認知度は14.2%。

>ポリアミンと食物アレルギーに関する情報を提示すると、約9割が関心上昇。

>ポリアミンについて今後知りたい情報は、「赤ちゃんの免疫との関係」66.1%
ポリアミンと食物アレルギーの関係に注目
ポリアミンは、雪印ビーンスタークが取り組む母乳研究の中でも注目されている成分のひとつです。同社の研究では、母乳中のポリアミンについて、赤ちゃんの食物アレルギー発症リスクを低下させる可能性が報告されています。
この研究情報を保護者に伝えたところ、ポリアミンへの関心が高まったと回答した人は、なんと89.4%!
内訳は次のとおりです。
・とても関心が高まった:41.2%
・少し関心が高まった:48.2%
ポリアミン自体の認知度は14.2%とまだ低いものの、その働きについて知ることで、多くの保護者が興味を持ったことがわかります。赤ちゃんの免疫や食物アレルギーに関わる研究は、子育て中のママ・パパにとっても気になるテーマですよね。ただし、これは食物アレルギーの発症リスクを低下させる可能性についての研究報告であり、ポリアミンによるアレルギー予防効果が確立されているわけではありません。
ママ・パパがもっと知りたいのは「免疫」と「食物アレルギー」
さらに、ポリアミンについて今後知りたい情報を尋ねたところ、上位に挙がったのは次の2つでした。
1位:赤ちゃんの免疫との関係(66.1%)
2位:食物アレルギーとの関係(65.1%)
赤ちゃんの免疫や食物アレルギーは、毎日の育児の中でも関心の高いテーマ。母乳にはどんな成分が含まれているのか、それぞれが赤ちゃんの成長にどのように関わっているのか。研究が進むことで、これまで知らなかった母乳の働きについても、少しずつ明らかになっていくのかもしれません。
赤ちゃんの健康のために、まずは正しい情報を知ることから
赤ちゃんのアレルギーについては、保湿や食事、生活環境など、日々の暮らしの中で気を配ることがたくさんあります。今回の調査からも、多くのママ・パパが赤ちゃんのアレルギーを意識し、毎日の生活の中でできることに取り組んでいることがわかりました。また、母乳に含まれるポリアミンのように、まだあまり知られていない成分についても研究が進められています。赤ちゃんの健康を守りたいという気持ちは、どのママ・パパにも共通するもの。だからこそ、必要以上に不安にならず、信頼できる情報を知ることが大切です。気になることがあれば、医師や専門家にも相談しながら、赤ちゃんの成長を見守っていきたいですね。
今回の調査概要
- 調査実施:雪印ビーンスターク株式会社
- 調査期間:2026年9月4日〜9月11日
- 調査対象:全国の0〜2歳の子どもがいる「まめコミ」会員
- 回答者数:1,718名
- 調査方法:インターネットリサーチ
※本記事は雪印ビーンスターク株式会社が実施した調査結果をもとに作成しています。
【今後の取り組み】
2015年から実施している母乳調査をさらにすすめ、乳児栄養の発展に貢献したいと考えております。また、母乳があげられないときに安心してお使いいただける育児用ミルクをはじめとする商品開発に、母乳研究の成果を活用するとともに、研究結果に関する情報を消費者の方々に発信し、母乳や乳児栄養への理解醸成に努めていきます。
【母乳の情報を提供するwebサイト「母乳ラボ」につきまして】
雪印ビーンスタークが70年以上にわたり取り組んでいる、母乳研究についてわかりやすく紹介するとともに、母乳成分と赤ちゃんの発育・健康に関する情報や母乳にまつわる話題や豆知識をご提供しています。
URL:https://bonyuukenkyuu.com/
【雪印ビーンスターク株式会社について】
企業理念「私たち雪印ビーンスタークは、赤ちゃんとお母さんをはじめ家族の健康といきいきしたくらしをサポートします。」のもと、育児用粉乳・離乳食などの育児関連商品及び機能性食品などの研究開発、製造・販売しています。
70年以上続く母乳調査・研究の成果を生かした、より母乳に近い育児用ミルクなど、高品質な育児用品をお届けしています。このほか育児用ミルクの知見を生かした大人用のミルクや、心身の健康を保ち、QOL(生命の質、生活の質)を高めるために大切な口腔ケア商品など、ご家族皆様のすこやかな毎日にお役立ていただける商品を展開しています。
URL:https://www.beanstalksnow.co.jp/
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