親族や親しい友人に贈る出産祝い。洋服やスタイもいいけれど、「ほかの人とかぶってしまうかも」という心配があるなら、赤ちゃんに靴を贈るのはいかがでしょうか。

 

特に、歩くのが上手になる1歳~1歳半ごろに履くベビー用セカンドシューズは、外遊びなどで汚れやすく、何足あってもうれしいものです。

 

今回は、出産祝いに贈るセカンドシューズの選び方についてご紹介します。

 

セカンドシューズってなに?

 

 

一般的に、赤ちゃんが生まれて初めて履く靴のことを「ファーストシューズ」、しっかり外を歩けるころに履くものを「セカンドシューズ」と呼びます。

 

ファーストシューズは、よちよち歩きのころに履くタイプが多く、足の保護のために履いたり、赤ちゃんが靴に慣れたりするために使うことが多いようです。

 

出産祝いとしてファーストシューズを贈ることもありますが、自分たちの好みのデザインを選びたいというパパ・ママも少なくありません。また日本では、室内では基本的に靴を脱いで過ごすため、ファーストシューズが必要になる場面はあまり多くないのです。

 

一方でセカンドシューズは、外で歩き回る時期に必ず必要になるため、実用性が高く、無駄になりにくいというメリットがあります。

 

 

セカンドシューズのサイズは何cm?

 

 

セカンドシューズは、赤ちゃんが安定して歩けるようになる1歳~1歳半ごろに履くものです。

 

個人差はありますが、1歳ごろの平均的な赤ちゃんの足のサイズは11~13cmほど。サイズアウトしてしまうのを避けるため、13.5cm以上の靴を選ぶのがおすすめです。

 

 

どんなタイプの靴がおすすめ?

 

 

歩くことを好きになってもらえるよう、セカンドシューズは履き心地のよさにこだわりたいもの。

 

また、いつごろ歩くようになるかは子どもによって差があるため、サンダルやブーツなど、決まった季節しか使えない靴はあまりおすすめできません。

 

出産祝いとしてセカンドシューズを贈るなら、赤ちゃんが歩くのをサポートしてくれて、通年使えるスニーカータイプがよいでしょう。

 

 

デザインはどんなものがいい?

 

 

筆者は次女が生まれたとき、友人からセカンドシューズを出産祝いでいただきました。

 

真っ白でそれはかわいらしいデザインの靴だったのですが、おしゃれ過ぎて、汚れてもかまわないカジュアルな子ども服とはバランスがとれず、なかなか履く機会がありませんでした。

 

あまり出番もないうちにサイズアウトしてしまい、申し訳ない気持ちになったことを覚えています。

 

また、赤ちゃんの洋服はカラフルな柄物も多いもの。あまりに特徴のあるデザインの靴では、洋服と合わせにくい場合もあります。

 

そのため、黒・青・ピンク・グレーのような、どのような服でも合わせやすいカラーで、シンプルな柄の靴が、使い勝手もよくおすすめです。

 

 

人気のあるブランドは?

 

 

セカンドシューズを出産祝いで贈るときにおすすめの、シューズブランドをご紹介します。

 

ニューバランス

 

出典:https://shop.newbalance.jp/shop/r/rR000102

 

扁平足を治す矯正靴などを作っていたニューバランス。歩くときの自然な足運びを重視する靴の作り方は、ベビーシューズにも反映されています。

 

つま先が扇形になった子ども専用の靴型を採用しており、足指を締めつけません。また、適度なそりと屈曲性があり、子どもがつまずかないよう配慮された作りです。

 

色数をおさえたベーシックなデザインが多く、男の子にも女の子にもプレゼントしやすいブランドです。

 

 

IFME(イフミー)

 

出典:https://ifme.jp/

 

IFME(イフミー)は、早稲田大学学術院と株式会社丸紅フットウェアが協同で開発した子ども靴です。

 

「子どもの足の健全な育成をサポート」をコンセプトに、はだしで大地をつかむような感覚で歩ける、高機能中敷き「ウインドラスソーサー」を開発したり、足のねじれやブレをおさえる「キネティックベルト」を採用したりするなど、多くのこだわりがつまっています。

 

購入しやすい価格帯ながら機能性・デザイン性に優れているため、友人・同僚などへの出産祝いや、サイズ違いを複数買いしてプレゼントするのにもピッタリです。

 

 

コンバース

 

出典:https://shop.converse.co.jp/shop/c/c1060/

 

雨や雪の中でも作業ができるラバーシューズ作りで支持を得たコンバース。しなやかなラバーソールが、しっかりと赤ちゃんの足をサポートしてくれます。

 

赤や黄色など、鮮やかなカラー展開も人気で、キャラクターとのコラボレーションデザインもあります。

 

紐靴のようなデザインの靴も、サイドファスナーや面ファスナーで着脱できるようになっているため、履かせやすいのがうれしいですね。

 

 

NIKE(ナイキ)

 

出典:ナイキ公式

 

大人のスニーカーでも大人気のナイキのスニーカー。その中でも大人気なのが「ダイナモシリーズ」です。フィット感と疲れにくさが人気のヒミツのようです!その他のシリーズは、靴の色やソールやマークの色などをカスタマイズでき、オリジナルで作った靴も贈ることができます。

 

 

miki house(ミキハウス)

 

出典:ミキハウス公式 

 

ミキハウスの公式通販サイトには「セカンドシューズ」のコーナーが設けられています。ベビー服で有名なミキハウスですが、実は靴にもこだわりが。1つ1つ熟練の職人さんが手作りしているそうです!活発な動きによる衝撃から足をしっかり保護して、正しい歩行をサポート。土踏まずの形成など足の成長を促すシューズとなっています。

 

 

毎日のように使ってもらえる!出産祝いにセカンドシューズを贈ろう

 

筆者は長女の出産のとき、義理の両親から13cm・14cm・15cmの3足のスニーカーをいただきました。

 

長女は保育園に通っていたこともあり、靴はしょっちゅう砂&泥まみれ。その上3~6カ月ほどでサイズアウトしていくため、質のよい靴を何足も買えるほどの余裕もなく、出産祝いでいただいたスニーカーには本当に助けられました。

 

毎日のように子どもが履いて出かけていたこともあり、特に印象に残っている出産祝いのうちの1つです。

 

出産祝いとして実用性のあるものを贈りたいという方は、セカンドシューズのプレゼントを検討してみてはいかがでしょうか。