赤ちゃんにとって、お口は食べることと、発音すること以外に、喜怒哀楽、豊かな表情を作ること、またものの形や大きさ、固さの感覚を学習する大切な役割を持っています。そして乳歯は一般的に6ヶ月頃から生えはじめ、2歳半ば頃に20本生え揃います。この乳歯全て永久歯と生え変わるのは個人差もありますが11歳頃と言われています。
赤ちゃんの歯が生える前兆として歯茎がむずむずするので、手や物をかみかみするようになり、よだれの量も増えていきます。パールのような可愛らしい歯が口の中に見えると、成長が目に見えて感激しますよね。我が子の将来のため、お口のケアはパパさんママさんに委ねられます。生まれたての赤ちゃんは、お口の中にむし歯菌を持っていません。家族からむし歯は感染すると言われていますので、家族の皆さんもお口の中を清潔に保ち、むし歯をキッチり直して赤ちゃんのに接したいですね。
「まめコミ」会員「お⼦様のオーラルケアに関する意識調査」発表!
雪印メグミルクグループの雪印ビーンスターク株式会社(本社︓東京都新宿区 代表取締役社⻑︓渡辺 滋)は、メンバ ーズサイト「まめコミ」会員のうち、0〜5 歳のお⼦様がいる⽅を対象に「お⼦様のオーラルケアに関する意識調査」を実施いたし ました。
この調査で、お⼦様の⻭磨きにかける時間や頻度、むし⻭を予防するために気をつけていることや、⻭磨きに関する悩みなど を明らかにし、⼩児⻭科専⾨医 ⻭科医師 ⼩林 奈未⼦先⽣より、正しいオーラルケアの⽅法についてコメントを頂きました。
まめコミ URL: https://www.mamecomi.jp/
■調査概要 調査期間 ︓2024 年9 ⽉19 ⽇(⽊)〜25 ⽇(⽔)
対 象 者 ︓全国の 0〜5 歳のお⼦様がいる雪印ビーンスターク メンバーズクラブ「まめコミ」会員
回答者数 ︓1,434 名 調査⽅ 法 ︓インターネットリサーチ
【TOPICS】
・お⼦様の⻭磨きにかける時間と頻度について
お⼦様の⻭磨きをしている⽅の⻭磨きの頻度は、⼀⽇1 回以下のママ・パパが約5 割で、⽣後8 か⽉から 2 歳迄は⼀⽇1 回以下の⽅が多い。 ⻭磨きにかける時間は、1 分以内の⽅が全体の 5 割弱と、⽐較的短い⽅が多い傾向に。
・お⼦様のむし⻭予防に対する意識と⾏っていること
約9 割のママ・パパが、お⼦様のむし⻭の予防に気をつけている。 予防のための⽅法として、1 位「仕上げ磨き」、2 位「フッ素塗布」、3 位「⾷後に⽔や⻨茶を飲ませる」などが挙げられた。
・オーラルケアに関する成分への意識
むし⻭予防に効果があると思う成分は、1 位「フッ素」、2 位「キシリトール」、3 位「カルシウム」。 約7 割の⽅が、お⼦様の⻭磨き剤を選ぶ際、「フッ素」を重要視していることが分かった。
・お⼦様の⻭磨きに関する悩みとさまざまな⼯夫
全体の約8 割弱のママ・パパが、お⼦様が⻭磨きを嫌がる「⻭磨きイヤイヤ」に悩まされている。 また、お出かけ中のお⼦様の⻭磨きができていない⽅は、約9 割と⾮常に⾼い傾向に。お⼦様に前向きに⻭磨きをしてもらう⼯夫として、「親⼦で⼀緒に⻭磨きをする」「オーラル菓⼦を活⽤する」などが挙げられた。
※このアンケートにおける⻭磨きとは︓「お⼦様に⻭磨きをし始めたのは、何歳頃からですか?(実際にガーゼや幼児ブラシなどを使って⻭磨きし始め た時期)」と質問した上で回答いただいた結果となっております。
【調査結果の詳細】
1. お⼦様の⻭磨きにかける時間と頻度について
お⼦様の⻭磨きの頻度は、⼀⽇1 回以下のママ・パパが約5 割。 ⻭磨きにかける時間も 1 分未満の⽅が 5 割弱。年齢が低いほど⻭磨きの回数は減少する傾向に。⼀⽇に⾏う⻭磨きの頻度は、「⼀⽇1 回未満」が 5.0%、「⼀⽇1 回」が 44.1%と、全体で 1 回以下の⽅が過半数を締めました。また、⻭磨きにかける時間について聞いたところ、「1 分未満」が 19.8%、「1 分」が 26.8%と、1 分以内の⽅が多い 傾向にありました。
また、⻭が⽣える 6 か⽉〜9 か⽉頃から⻭磨きを⾏う⽅が増え、お⼦様の年齢が低いほど⻭磨きの回数が少ないことが分かり ました。「⼀⽇1 回」以下と答えた⽅は 1 歳で 60.6%、2 歳で 58.3%となり、「⼀⽇2 回」以上の⻭磨きを⾏っている⽅は、 4 歳で 73.2%、5 歳で 76.4%と⻭磨きの回数は徐々に増えることが分かりました。
2. お⼦様のむし⻭予防への意識と⾏っていること
お⼦様のむし⻭について、予防に気をつけているママ・パパは約 9 割。予防するために⾏っていることとして、1 位「仕上げ磨き」、2 位「フッ素塗布」、3 位「⾷後に⽔や⻨茶を飲ませる」など。お⼦様のむし⻭についての意識を調査したところ、「⾮常に気をつけている」が 27.7%、「ある程度気をつけている」が 66.2% と、約9 割のママ・パパが予防に気をつけていることが分かりました。予防するために⾏っていることとして、1 位「仕上げ磨き」、2 位「フッ素塗布」、3 位「⾷後に⽔や⻨茶を飲ませる」などが上がりました。
「⾮常に気をつけている」と答えた⽅の場合、予防のために⾏っていることで全体の平均と⽐べ差が⼤きかったのは「定期的な⻭ 科検診」と「フッ素塗布」、「親が使⽤した⾷具(はし、スプーン、フォークなど)を使わせない」となりました。
3. オーラルケアに関する成分への意識
むし⻭予防に効果があると思う成分は、1 位「フッ素」、2 位「キシリトール」、3 位「カルシウム」。 お⼦様の⻭磨き剤を選択するときにフッ素を重要視している⽅は、約7 割。むし⻭予防に効果があると思う成分は、1 位「フッ素」、2 位「キシリトール」、3 位「カルシウム」となりました。 また、お⼦様の⻭磨き剤を選択するときにフッ素の量を重要視しているかという質問に関しては、「とても重要」が 18.1%、「まあ まあ重要」が 52.3%と約7 割を占めました。
4. お⼦様の⻭磨きに関する悩みについて
お⼦様が⻭磨きを嫌がる「⻭磨きイヤイヤ」に悩まされるママ・パパは 8 割弱。 お出かけ中のお⼦様の⻭磨きができていない⽅は、約9 割と多い傾向に。 むし⻭の予防に気をつけているママ・パパが多い⼀⽅で、お⼦様が⻭磨きを嫌がる「⻭磨きイヤイヤ」に悩まされる⽅は、「毎⽇ 悩まされている」が 31.2%、「頻繁に悩まされている」が 20.5%、「たまに悩まされている」が 25.7%と、全体の 8 割弱でし た。また、お出かけ中の⻭磨きについて、「お出かけ中は⻭磨きしていない」が 57.3%、「⻭磨きをしたいと思っているができてい ない」が 31.4%と、約9 割の⽅がお出かけ中に⻭磨きができていないことがわかりました。 また、外出中の⼯夫として、「オーラルケア⽤菓⼦を利⽤している」⽅が 4.6%となりました。
お⼦様に前向きに⻭磨きをしてもらうための最も効果的な⼯夫としては、「親⼦で⼀緒に⻭磨きをする」が 29.4%と⾼く、「お気 に⼊りの映像や⾳楽を利⽤する」が 24.8%など、さまざまな⼯夫が⾒られました。
「全く悩まされていない」と答えた⽅は、「親⼦で⼀緒に⻭磨きをする」といった⼯夫をしている⽅が多く⾒られ、「過去に悩まされ ていたが、今は悩まされていない」と答えた⽅では、「オーラルケア⽤菓⼦を利⽤する」が 19.2%と、「親⼦で⼀緒に⻭磨きをす る」「お気に⼊りの映像や⾳楽を利⽤する」に次いで 3 番⽬に上がりました。
【専⾨家からのコメント】
⽇本⼩児⻭科学会専⾨医 新江古⽥こばやし⻭科クリニック(東京都中野区) ⼩児⻭科担当 ⼩林奈未⼦先⽣
Q. 「⻭磨きの頻度は、1 ⽇何回、何分以上がおすすめ︖」
A. ⻭磨きの回数は1⽇2回以上を推奨していますが、1⽇1 回以下になってしまう場合は なるべく丁寧に磨いてくださいね。慣れたら回数を増やし、夜は丁寧に。1 分でも難しい場合は、 回数や磨く場所を分けて、上の⻭、下の⻭など、お⼦様の機嫌に合わせて⼯夫してみてください。 前⻭だけの時には、⻭ブラシは慣れる程度で使い、ガーゼで⻭の表裏を拭いて磨いてあげると汚れが取れますよ。 頑張っているママ・パパの⻭磨きは、つい⼒が⼊りすぎてしまい、痛くて嫌がってしまう⼦もいるので、マッサージするような感覚で ⼒を抜いて、⻭磨きしてみてください。
Q.「お⼦様のむし⻭を予防するために、効果的な⽅法はありますか︖」
A. むし⻭予防で⼤切なこととして、糖を含む間⾷を1⽇4回くらいに抑えられるといいと思います。むし⻭の発症は、⻭そのものの 強さ、むし⻭菌、糖、間⾷の回数など、多くの因⼦が関わることを理解して予防しましょう。 「⾷後に⽔や⻨茶を飲ませる」場合、⾷事中は噛むことで唾液が分泌されるので、⾷事の際は⽔分を少なめに、⾷後に⽔やお 茶をのませてあげてください。外出中に飴やジュースの後に⽔や⻨茶を使う場合は 15 回程うがいが必要といわれています。 外出先ではなかなか難しいので、その場合はキシリトール⼊のオーラルケア菓⼦等を取り⼊れてみてください。
⽇本⼩児⻭科学会の情報では、養育者からお⼦様へむし⻭の原因菌は伝播することが明らかになっています※1,2) 。
菌がお⼦様に伝わるのを防ぐためには、家庭内で⾷器やスプーンを共有しないことだけではなく、ママ・パパが定期的に⻭科健 診を受けて、むし⻭や⻭周病がない健康的な⼝腔環境を保つことが、むし⻭予防においてとっても重要です。 また、⻭は体の⼀部なので、カルシウム、リン、タンパク質、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンDとバランスのとれた栄養をとることも ⼤切です。特に、乳⻭の芽(⻭胚)ができはじめる妊娠中から、最後に⽣えてくる永久⻭(第⼆⼤⾅⻭)ができる中学⽣の 頃までの時期が⼤切なので意識して取り組んでみてくださいね。
Q.「⻭磨きイヤイヤへの取り組みのコツを教えて下さい︕」
A. お⼦様は、⻭磨きイヤイヤする⼦がほとんど。皆さん、いろいろと⼯夫されていてすばらしいです︕⼿鏡をお⼦様に持ってもらいな がら磨くのも、⻭磨き時間が楽しくなるのでおすすめです。また、キシリトールはむし⻭菌に直接はたらきかけるわけではなく、⽢さ や噛むことで唾液の量を増やし、間接的にむし⻭予防に繋がります。嫌がってしまう⼦も⻭磨きをしない、ではなく、磨いたあとの ご褒美にオーラルケア菓⼦なども活⽤してみてくださいね。
1. da Silva Bastos VA et al., Mother-to-child transmission of Streptococcus mutans: a systematic review and meta-analysis. J Dent. 2015 Feb;43(2):181-91. 2. Childers NK et al., Association Between Early Childhood Caries and Colonization with Streptococcus mutans Genotypes From Mothers. Pediatr Dent. 2017 Mar 15;39(2):130-135.
〇 1 歳半頃から始めるオーラルケア商品「ハキラ」とは
「ハキラ」は、オーバルゲン DC とキシリトールを配合。奥⻭が⽣えてくる 1 歳半頃からのお⼦様も安⼼して⾷べられる形状のタ ブレットです。 ほんのり味のシュガーレスタイプなので、おやつ代わりのほか、⾷後や⻭磨きあとに。お⼦様だけでなく、ママやパパもおいしく⾷べ られます。
ビーンスターク ハキラ(リンゴ味|ブルーベリー味|ブドウ味|オレンジ味|ラムネ味|イチゴ味) 内容量 : 45g(60 粒) 希望⼩売価格 : 465 円(税抜) ビーンスターク ハキラ おためしアソート 3 つの味 内容量 : 13.5g(18 粒) 希望⼩売価格 : 315 円(税抜)
URL︓ https://www.beanstalksnow.co.jp/babymom/hakira_tab/
お召しあがり⽅ 1 ⽇4粒を⽬安に噛んだり舐めたりしてお召しあがりください。万⼀、誤って飲み込んだ場合でも、気管をふさがないように配慮 した形状ですが、お⼦様がまだ慣れないうちは、⼩さく割ってからあげてください。(成⻑に応じて量は加減してください) ご注意 お⼦様には 1 歳半頃、奥⻭が⽣えるまでは⾷べさせないでください。また、のど詰まりを防ぐため、必ずそばに付き添い、⾷べ終 わるまで絶対に⽬を離さないでください。⼀度に多量に⾷べると、体質によりおなかがゆるくなることがあります。
〇 1 歳半頃から使えるオーラルケア商品「はみがきジェル」
1 歳半頃から使えるはみがきジェルです。
有効成分フッ素(フッ化ナトリウム)配合。 研磨剤、発泡剤、着⾊剤が無配合なので安⼼です。 ビーンスターク ハキラ はみがきジェル (ほんのりリンゴ味|ほんのりブルーベリー味) 内容量 : 40g 希望⼩売価格 :670 円(税抜)
URL︓https://www.beanstalksnow.co.jp/babymom/hakira_gel/
■雪印ビーンスタークの取り組み ・栄養⼠による育児サポートの展開
雪印ビーンスタークでは、ミルクの作り⽅、離乳⾷の進め⽅、産前・産後のお⺟さんの栄養など、⼦育てをサポートする栄養 ⼠を全国に展開。育児をされるすべての皆様にお役に⽴てるように、授乳・離乳の⽀援ガイドや⽇本⼈の⾷事摂取基準 2020 年版など最新の情報を取り⼊れながら、今後もきめ細やかな栄養情報の提供を継続してまいります。 ・メンバーズクラブ「まめコミ」での情報発信 WEB サイトでの情報発信や会員向けの電話相談だけでなく、新型コロナウイルス感染症の広がり後に増加した相談内容 に対応した栄養情報動画を制作。YouTube 上でその動画を公開するなど、情報発信⼒を強化しております。
■まめコミ https://www.mamecomi.jp/
■雪印ビーンスターク ホームページ URL︓https://www.beanstalksnow.co.jp/